1977年

 現代俳句全集の第一巻が届いた。1977年9月5日第1刷発行。赤尾兜子飯田龍太/石原八束/上村占魚/加藤郁乎/角川源義を収録。帯に「現代文学の前進を担う一分野として草田男・波郷・楸邨・三鬼以後の現代俳句の成果を問うアンソロジー。初期から現在に至る作品400句に「自作ノート」を付す。」とある。この自作ノートが目当て。もちろん加藤郁乎のもの。ほかの人は名前も聞いたことがなかった。占魚という人は名前が良いなあと思う。せんぎょと読むらしい(そのままだ)。どうせなら中村草田男とか西東三鬼とか高柳重信とか興味ある人が一緒になっていたら嬉しかったのだけれど、ちょっと時代が違かったようだ。

 読みたい本ばかり増えて部屋の中にどんどん積もっていくなあとのんきに思っているのだけれど、読むのが遅いので溜まっていく一方である。そこに一冊また加わることとなった。さて、いつになったら読めるでしょう。