デジカメと物欲

 深夜徘徊のお供にデジカメが欲しいと思って調べたらRICOH GRが評判が良いみたいだ。だけどちょっと高いなあ。手に入れたら錯乱的な写真を撮影しようと思う。錯乱的な俳句と詩と組み合わせるのも良いかもなんて空想している。*1

 最近は物欲が際限なく湧き出てくるようになった。といっても本当にここ二三日の話で、それで躁転したことが窺い知れる。物欲といっても主に本だが、DVDやCDでも欲しい物が増えてきた。ヤン・シュヴァンクマイエルのコンプリートBOXだとかアリーmy loveのコンプリートBOXだとかマーラー交響曲全集だとかあとはiRig KEYSっていうMIDIキーボードだとか。どれもそこそこ値が張るのでしばらくおあずけだ。何かしら目新しいものがないとすぐ退屈してしまう性質なのでいろいろな物に手を伸ばしたくなる。ことあるごとに実感するのだが同じことをずっと続けるのがどうも向いていない。世間では一つのことを続けることがなにやら優れているという解釈をよく見る気がするが、運命に良いも悪いもないのだからぼくはぼくの道に沿って進みます。

*1:こないだ神保町の東京堂ホールでやっていたイベントも写真と俳句を組み合わせていてなかなか良いのがあった。たまたま見つけてふらっと入っただけだからあんまり覚えてないけどたぶんこれだ→竹浪明×松岡芽ぶき・本の街のふたり展「本の散歩者」@東京堂書店神保町店6F東京堂ホール [Now Events]