ぼくはどこにいる?
無表情ってわけでもないのにどこか直感的に哲学的ゾンビとしか思えない人を見てしまって、それからすれ違う人たちがみんな意識なんか持ってないような感じがしてきてもう取り返しがつかなくなってしまったぼくはひとりだ
— 早乙女まぶた (@mabutast) 2017年10月6日
ほんとに?この顔面の向こう側に何かを思ってる人間がいるの?その頭部に何かが宿っているの?
— 早乙女まぶた (@mabutast) 2017年10月6日
これの続き。
街にいる人がその頭の中にいるとは思えなくなってしまった。
ではぼくは?
ぼくはどこにいるのか?
この身体がぼくなのか?
ぼくの身体はぼくではない。
ぼくの脚はぼくのものであり、ぼくの手はぼくのものである。
要するにぼくが保持しているものであってぼくそのものではない。
ではぼくはこの身体の中にいていろいろなものを感じているのか?
しかしこの感覚もぼくではない。
それはぼくが感じたことであってぼく自身ではない。
ではぼくはその感覚刺激を受けているとされる脳か?
それもぼくではない。脳は意識ではない。
脳をぼくだとしてしまうとそれこそ哲学的ゾンビ*1になってしまう。
身体も感覚も脳もぼくが所有しているものだ。
ではそれらを所有しているぼくはどこにいる?
ここはどこなんだ?