夏の骨格 末節骨編

2018/08/01

今日は体育館でバスケができる日だ。こないだ発見して目をつけておいたのがやっと当日を迎えたというわけだ。わくわくして中に入ると懐かしい光景があった。意外にもバスケ部に所属していたことがあり、一年生のなかで唯一、三年生が引退するときに一緒に引退するくらいまじめにやっていた(試合に出ていたとかそういうわけではない)。コートには5人くらいしかいなかった。それぞれ好き勝手にシュートを打っていてぼくもそれに混ざる。ああこういうのがしたかったと思ううちにだんだん人が増えてくる。そしてなにやら一列に並び始めたなと遠巻きに眺めていたらぼくも並ばせられてしまった。ほとんどの人が常連なのだろう特になにも言わずともチーム分けが始まっていた。というかもうほとんど分けられたあたりでそのことに気づいた。「ちょっと待ってそんなつもりで来たんじゃないのよ」と言うタイミングを完全に逸した哀れな子羊であった。羊飼いの号令に従って試合は始まった。コートでは徘徊するおじいちゃんとしての活躍をしていてだれからも平等に無視をされている。体力がなさすぎる。開始1分で足が動かなくなった。まさかこんなに使い物にならないとは思わなかった。通常の試合の1クオーター分にも満たない時間だったのに終わる頃には目がチカチカして周りが暗くなってきた。そんな状態にも関わらずすぐ次の試合をやるというので無理〜と思って外に出た。休憩。しばらく休憩して戻ったらちょうどチーム替えをしていた。なんとまあ、またしてもそこに含まれてしまった。それで新チームで試合をした。さっきよりも人数が増えていたので試合ごとの間隔が空いていたのがよかったのか自分の体力のなさに自覚的になったのがよかったのかさっきよりは楽だった。周りの参加者も特別うまいようには見えないのにこんなことになっているのは完全に体力が無いからだ。イメージした通りに動けないのがいまになってすこし悔しい。あしたは筋肉痛だろうな。

原稿はなにも進んでいない。せめて今週中にはアウトラインは決めるつもりでいる。あしたは他に予定を入れていないのでその辺のことをなるべく進めたい。