621 初雪が初恋溶かし冬来たる 622 深海を時計に伏せて遅るる日 623 雪ひわず初夏借りきても真白きや 624 球体の若葉ただれし後の世も 625 人魚歯す師走サンタへ鬼ごっこ 626 天窓の開く天から水を垂る 627 忘日の某忌み月の階段を 628 錯覚の鶴黄泉返す白昼…
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