『賭博者*1』読了。ドストエフスキーは実在の人間の群れの特徴をひとつの類型として見抜く鑑識眼と、それを各瞬間各状況の個人として描くのがうますぎる。面白さっていうのはそういうところに表れるんだろう。 それだけ多くの矛盾を同時にかかえこんでいられ…
ドストエフスキー『賭博者』*1を読んでいた。めちゃくちゃおもしろい。話の筋自体は取り立てて珍しいものでもないし、たぶん登場人物がてんやわんやしてるってのが単純によかったんだろうな。 ぼくの場合、行き過ぎた思想を持ってたり、ある種の覚悟が感じら…
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