個人日誌2021/01/18
面白いことが何もないなあと思う。たぶん本当はそんなことはない。昨日みた『エレファントマン*1』も『ウィッカーマン*2』も面白かった。たぶん明日か、そうでなければ数日後にはまた何かしら面白いことが見つかるだろう。
でも実際のところ昨日とか明日とかにおもしろいことがあっても仕方がない。いまだけだ。いつだっていまがどうかということだけが重要だ。
たぶんこのつまらなさはぼくの雑念の問題だ。外的な要因があったとしてもそれを取り除くことができないわけじゃないと思う。ぼくがつまらないと感じている、この感じ方だけが問題だ。
何もなくてもべつにつまらないと感じる必要はないはずで、実際なにもしてないのにつまらなさが苦痛でなかった日なんかいくらでもあったはずだ。何にぶつかるかわからないまま焦って手を伸ばすよりも、この雑念を振り払うことに夢中になるべきだろう、などと思う。
本当は本を読むのとか詩を書くのとかに集中できればいいのだけど気が進まない。新年ボーナスのスター状態が切れたような気分だ。なにもやる気がしない。ここらへんで休息を入れるのがいいのかもしれない。鳥はまたどこかに飛んでいく。「つまらなさ」の鳥もいずれ飛び立つだろう。これを書いているうちに、つまらないことの苦痛が少し和らいだような気もする。