個人日誌2021/02/09

現代詩手帖*1を読んだ。ある対談が収録されていて、それがひどく不愉快だった。いまの時代にこのたとえが通用するのか知らないが、深夜番組で面白かったのがやたら人気になってゴールデンに移動してつまらなくなった時のような感覚があった。隠キャのための文化が陽キャのためにつまらなくなったというか。資本主義的な視点でみれば、大衆性を帯びたとは決していえないほど惨めなものだけど、使う言葉が違うだけで考えてることは収益化に熱心なそこらのブロガーと変わらないように思えた。おまえらがやってるのは詩じゃなくてただの真似事でしかないんだから表に出てくるなよと思ったけど、前述のテレビのたとえに照らすと表に出てくる時点で終わってるんだろうなとも思える。そいつらの手首から肩までゆっくり丁寧に螺旋状に刃物を沿わせて血液が垂れてくる様子をそのまま本人に見せてこれがおまえらの本当にやるべきことだよと言ってやりたい。

*1:

現代詩手帖2021年2月号(雑誌)

現代詩手帖2021年2月号(雑誌)

  • 発売日: 2021/01/28
  • メディア: 雑誌